土星と記録と心模様

2月、私のメンタルは底の方まで落ちてしまった。もちろん落ち込むことは普段からある。だけど心のどこかで「すぐにいつもの自分に戻るけどねー。今は思う存分落ち込ませてあげよう」とか思うぐらいの能天気な余裕がある。だけど、2月の自分は全く違った。

どうすれば自分の気持ちが上がるのか、いつもならわかっているのに。今回はどうにもならなかった。自分が今までどうやって幸せを感じていたのかもサッパリわからなくなっていた。「あれ?どこにも幸せが見つからない」と思って余計に落ちた。誰かに嫌な態度を取りたくなくて、家族から距離を置いたりもした。

土星が水瓶座から離れる

自分の気持ちを180°変えるものはないか?と、何かを求めて星占いを読んでいたら、面白い情報を発見した。2年半前から水瓶座の上には試練の星の土星がいて、その土星が3/7に魚座に移りますよーと。それが私の希望となった。キッカケはなんだって良くて。とにかくその日を待ち望んだりもした。

色々なサイトで土星について読んでいたら、「土星がいる間、水瓶座さんは孤独感を感じやすい」的な話も見つけた。これにはちょっとビックリした。だって、納得できたから。実はここ数年SNS全般を避けていた。もしくは人を避けていたのかもしれない。人に会っても、SNSで発信しても、孤独感が拭えなかったのは確か。家族と楽しく生活しているのに、心のどこかで「結局、私は孤独なのだ」と常々思う2年半だった。コロナのせいかな?と思っていたけど、土星のせいだったのかもしれない。もちろん「孤独でもハッピーだからいいか」と思っていたりもしたけれど。

星占いのおかげでほんの少しだけ自分の気持ちが軽くなって、自分をどうにかつなぎとめるための支えにはなった。でも。いつも通りの自分にはなかなか戻れず、涙が勝手に流れてくる日が続いた。

自分自身の記録が自分を救う

結局。私がどうにか這い上がってこれたのは、自分自身が残したハッピーな記録のおかげだった。

数か月前の「今週の私、パーフェクト!」という記録を読み返して、自分の気持ちを少しずつ取り戻していった。記録に「何事もやりすぎない」と書かれていて、自分がアレコレ頑張りすぎていることに気付く。なんでこんな簡単なことにも気付かなかったのか。

自分というものをすっかり忘れていて、「あぁ、そうだ。私そういうマインドで生きてたんだったね」と少しずつ思い出し、どうにかこうにか普段通りの自分を取り戻していった。

落ちた原因

自分が落ちた一番の原因はストレス。新しい仕事で疲れている中、水ぶくれができて(-顔の表面が平らなことで幸せを感じる-)、さらに娘が長期間大学休みで家にいて、なかなか自分の時間をとることが難しかった。特に、水ぶくれにはかなりの神経を使っているから、毎日何もしなくても疲れるという。水ぶくれが出来始めた頃は、外に出るのも億劫になってしまった。(もともと億劫なのにさらに億劫)

ストレス発散がうまくできていなかった。それだけ。

なんて簡単な理由。

家族みんなが心配してくれた

うちの娘は、私に1人でゆっくりする時間を与えるべく、頼んでもいないのに1週間ほど私の実家に泊まりに行ってくれた。1週間もの長い時間を家でひとりで過ごすのは20年以上ぶり。最初の数日は何も変わらなかったけど、3日目ぐらいから気持ちがとても軽くなっていった。誰かが一緒にいると、無意識に合わせてしまう自分がいるのかもしれない。もっとマイペースに生きてもいいのかも、と思った。

母は気分転換に私をどこかに連れ出そうとしてくれたりした。私は母にも娘にも恵まれている。ありがたい。他の家族もみんな心配してくれていたので、次回会った時には元気な姿を見せたい。

少しだけ強くなった私

娘曰く「話しかけても虚無ってたから、本当にやばかった」というぐらい、心ここにあらずで落ちていた私。もういつもの自分には戻れないんじゃないかって思ってた。

けど、こうして戻ってみると。 「たった1ヶ月で這い上がれた自分、最高!」と思うし、この成功体験があれば、もうなかなか落ちることはないな、と思う。今後の人生が波乱に満ちて多少落ちることがあっても、こうしていつもの自分に戻ってこれる自信がある。1つ上に登った感じがする。

こうして日々学びがあって幸せな人生だなぁとつくづく思う。
星占いもなかなか興味深い。 もともと星占いは好きだから、そのうち水瓶座について何か書こうかな。

まぁ、そんな感じで。今年の初めから面白いことあったよ、という話でした。

By neza

neza

クリエイティブなことが好き。

おえかき、洋裁、タスク管理、おしゃべり、シロクマ、くま、歌、占い、娘、地球が好き。