顔の表面が平らなことで幸せを感じる

今年に入ってから、顔に水ぶくれができるようになった。

毎日新しい水ぶくれがぽこぽこできる。最初の頃は「多少顔に傷がある」程度だったけど、現在は傷跡と治りかけと新しい水ぶくれが顔中にあってなかなかカオス。

もともとはいつもスッピンで、スキンケアもまともにしないで何年も過ごしていたのだけど、娘がメイクにハマっているのを見て私もやってみたくなった。好奇心。肌が乾燥してたのもあって、去年の終わり頃から化粧水やらパックやらを色々試していた。
普段何もつけないでいたのに、急に色々塗り始めたから肌がビックリしたのだと思う。そもそも市販の化粧水をつけると日によっては肌が痒くなったりピリピリするのに、それを無視してつけていた。(私は本当に自分に優しくない)水ぶくれができるようになってからは、それらの使用をすべてストップした。

近所の皮膚科で診てもらい、アレルギーの薬とローションが処方される。
この皮膚科は以前腕にできているぶつぶつを診てもらったところ。その際アレルギー検査をして、数ヶ月アレルギーの薬が処方されたが全く良くならず。面倒になって通わなくなった。その先生は一瞬で診断して薬を処方する先生で、正直私には合わないなーと思っていた。だけど今回、乾燥で顔の肌が裂けてきたので、とにかくローション(ピリピリしない)を処方してもらうために行った次第。別の皮膚科も探したけど、どこもレビューがイマイチだった。
やっぱりその先生は「ローション塗ってくださーい。アレルギーの薬出しときますねー」で終わってしまった。

現在のケアの仕方は、薬用石鹸ミューズで朝晩洗顔し、皮膚科で処方されたローションを何度も重ねづけ。ローションの重ね付けがちょっと面倒に感じるけど仕方ない。ワセリンはベタベタして雑菌がつきそうだから使わないことにした。
朝晩のケアのおかげで一時良くなったものの、新しい水ぶくれは相変わらずぽつぽつできる。

原因について考える

夜になると新しい水ぶくれができてることに気付くのだけど、その量は毎日一定ではない。出社したり買い物等で長くマスクをつけている日は、はずすと顔全体が赤くなってしまう。そういう日は何箇所もできたりする。テレワークで家にいると、新しい水ぶくれは1個か2個しかできなかったりで、マスクは良くないのだな、と実感。

調べてみると「マスク肌荒れ」というものがあるらしい。そもそも私の肌は敏感肌で、それがスキンケアをあまりしなかった理由の1つ。(ちなみに他の理由はお金で、優先順位が低かった)よくよく考えてみたらたまに顔が赤くなってることがあったけど、水ぶくれになる前は鏡をあまり見なかったらから気にしていなかった。マスク肌荒れの原因は蒸れ、乾燥、摩擦らしい。それに加え、咳やくしゃみでマスク内に雑菌が繁殖するらしい。出社日はマスクをつけたまま1日中会話することもあるから、マスクの中は雑菌だらけ。

では、マスクをつけずにずっと家にいた方が良いのか?というと、そういうわけでもない。数日ひきこもっていたら、逆に増えてしまった。家から出れないことで、自分でもわかるぐらいにストレスが溜まってしまった。

だから。自分の感覚で言うと、1番の原因はストレス。2番目がマスク。

今はマスクなしでも散歩ぐらいなら大丈夫なんだろうけど、顔の状態があまりにもひどくて、外で顔を晒すのは躊躇われる。マスクをはずしたら周りの人がぎょっとしてしまうレベル。

生活の変化とその影響

「生活が変わる=ものすごくエネルギーを使う」ということだ。初めてのことばかりで、1日中意思決定をしているような感じ。その生活に慣れるまで、それがしばらく続く。

数年前に仕事が変わった時も、急に歯茎が腫れたことがあった。歯医者さんに「ストレスですね」と言われるまで、自分が疲れていることに気付いてなかった。今も「新しい職場で気を張ってるぞ」とわかってはいるものの、正直対処法がわからない。

先日の記事 –脳の使い方を学ぶ- に書いた通り、脳の系統を満遍なく使うようにしてからは、少し疲れが減った気がする。今の仕事は慣れるのに時間がかかりそうだから、こういったことを少しずつ取り入れていきたい。

健康のために適度な運動が必要

30代の頃はこんな不可解な症状に悩まされることはなかった。体力が落ちているせいなのか、精神的なものなのかわからないけど、とにかく今の私には運動が必要だとは思う。

30代の頃、周りの40代の人たちが熱心に運動するのを見て「きっと必要に迫られるのだな」と覚悟をしていた。それに備えてできることをねせば!とストレッチ、ウォーキング、エアロビ等を生活に取り入れていたんだけど、新生活の疲れで色々な習慣を放り投げしまった。

軽い運動はストレス発散にもなるし、体力もつくし、良いことだらけだとわかっているのに、一度ストップするとその恩恵を忘れて億劫になってしまう。困った。どうにかしたい。

今後の対策

出社する日は仕方ないけど、テレワークの日はストレスを溜めないように自分でどうにかコントロールするしかない。

テレワークでのストレス対策
  • 長時間マスクを着用しなければ大丈夫そうな気がするので、テレワークの日も軽い散歩に出るようにしたい。
  • 外出後、もし顔が赤いようであれば洗顔して保湿する。
出社日のマスク対策
  • 出社日は何回かマスクを交換する。
  • 会社でこまめに洗顔、保湿する。
  • もしくは、用事が終わったら即、家に戻る。

たすくまのLINEスタンプを毎日コツコツ描いてたんだけど、朝晩のスキンケアのせいでそのタスクがスキップされるようになった。水ぶくれを傷つけないように細心の注意を払わなきゃいけないので、私にとってはまだ慣れないタスク。1つタスクが増えると、1つ減る、みたいな。それがちょっと悲しいのだけど、あれもこれもはできないと割り切るしかない。
淡々とタスクをこなせばいいだけなんだけど、生活の変化によってその「淡々」がどうしてもできない時が続いたりする。そして一度投げ出したあと、またそれを取り戻すのにかなりの時間がかかってしまう。時間がかかっても、それでもどうにか取り戻そうとする自分はとってもえらいとは思う。

ストレスを溜めないようにしたり、疲れをコントロールしたり、一時期よりは肌の調子が良くなってきたから、このままどうにか治ってほしい。水ぶくれの跡はしばらく消えなそうだし、このまま残ってしまう可能性大だから、今後もマスク必須かもしれない。

最初の頃は水ぶくれがおさまって良くなってきても、傷跡を見るだけで悲しくなってたけど、今はもうローションを塗る時に顔が平らだってことだけでかなり幸せな気持ちになれる。
日常の些細なことで幸せを感じる方ではある。歩けることに感謝したり、家族と過ごせることに感謝したりもする。でもこうして、顔が平らってだけで幸せになれるんだ、と気付いた43歳の冬。嬉しい。

By neza

neza

クリエイティブなことが好き。

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